2025年5月30日金曜日

赤ちゃんのお口ケア






 みなさんこんにちは♪

まだまだ気温が安定していませんが、体調崩していませんか?

くまさか歯科で大好評の【赤ちゃん歯科】診療日が以前よりも

柔軟に対応していますので、気になる方はお気軽にお越しください。


そこで今回は、0ヶ月〜歯が生えてくるまでのお口のケアについてお伝えします。

歯がない赤ちゃんでは、虫歯予防が目的ではありません。

★お口に触れられる抵抗をなくしていく

★唾液をたくさん出す

これらがお口ケアの主な目的になります。


お口に触れられる抵抗をなくしていくとは・・・

生まれたばかりの赤ちゃんは、唇を触れたり口の中に異物が入る事を嫌がり、

反射的に舌で押し出そうとします。これは原始反射の一つで、

赤ちゃんにもともと備わっているです。

このような反射を徐々に消失させるために、唇をつまんだりほっぺのマッサージ

をしたりお口の中をガーゼで触れるといったさまざまな刺激を与えて、

お口に触れられる抵抗をなくしていきましょう♪

唾液をたくさん出すとは・・・

唇やほっぺのマッサージ、舌を動かしたり、お口の中を触れたりする事で、

たくさん唾液が出てきます。

唾液にはさまざまな効果があると言われていますが、虫歯予防もその一つです。

唾液がたくさん出ると赤ちゃんは、それを飲み込みます。歯がない赤ちゃんにとっては

『飲み込みの練習』になります。唾液を出したり唾液を飲んだりと

筋肉を動かすことにつながります。



【お口ケアの手順】



①お口がよく見える体勢にします

  

 
    親御さんの膝に寝かせます。お口がよく見えるように、

    赤ちゃんの頭を足で固定します。





②お口周りのマッサージ

  突然お口の中を触れると、赤ちゃんはびっくりするので

  まずはお口の外のマッサージをします。

  大人の手で包み込むように赤ちゃんのほっぺなど

  お口の周りを触りましょう。

  唇をやさしくひっぱったりつまんだり、押したりもします。


③ガーゼでお口の中をやさしく拭う

  清潔なガーゼ(使い捨て)を用意します。

  ぬるま湯に浸けたガーゼを大人の指に巻きます。

  赤ちゃんのお口の中に指を入れてやさしく拭いていきます。

  最初は、上の唇を触るとベーと舌が出てきますが、

  慣れてくると舌が出なくなっていきます。

  赤ちゃんの上あご上唇の裏側、下あご下唇の裏側や舌をやさしく拭いていきます。

  特に上あごと上唇の裏側に、ミルクのかすが残っていないか確認しながら行います。


1日1回を目安にガーゼでお口のケアしてあげましょう✨



                                DH戸舘